2023/01/03
あけましておめでとうございます。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたしはと言えば、大晦日&元旦もたんたんといつも通り、早朝、家族が起きてくる前に翻訳をしていました。
「毎年これやってるなー、来年こそは元旦に寝坊しよう…」と思いつつ、仕事があることに感謝感謝です。
とはいえ、きちんとお正月も満喫しました!
そして今日からインドネシア学校(日本語教師)の新学期が始まり、早くも通常運転モードです。
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2022年の振り返り
1)昨年は、名前を出していただいた案件が2件ありました。↓
◎1月:国際交流基金 アジア文芸プロジェクト “YOMU”にて、2作品翻訳
短編小説『公開法廷』 ジギー・ゼシャゼオフィナザブリスキー/西野恵子 訳
(原題『Sidang Terbuka』 by Ziggy Zezsyazeoviennazabrizkie)
エッセイ『新たな世界、新たな自分』 アグスティヌス・ウィボウォ/西野恵子 訳
(原題『Dunia Baru, Diri yang Baru』by Agustinus Wibowo)
無料公開されています。ぜひお楽しみください。
◎11月:『通訳・翻訳ジャーナル』2023年冬号
「その他の言語の通訳者&翻訳者」コーナーに、インタビュー記事掲載。
インドネシア語との出会い、フリーランスでインドネシア語翻訳をはじめたきっかけ、2冊の翻訳本(『珈琲の哲学』『スーパーノヴァ エピソード1 騎士と姫と流星』)のことなど、ざっくばらんにお話させていただいていただきました。
2)産業翻訳(通訳)&チェック案件
売上額ベースの割合は、以下の通りでした。
日→イ 翻訳 45%
日→イ チェック 20%
イ→日 翻訳 23%
通訳 5%
その他 7%
毎年のことですが、日→イ方向の案件が60%を超えています。
全部で89案件。
案件数は少なめですが、ボリュームがあるものが多く、時間調整をしながら落ち着いて取り組めたと感じています。
そして、案件数&売上額ともに、2021年と同程度でした。
コロナ真っ只中の2020年に日本語教師を開始したため、それ以前に比べると時間的制約があり、お引き受けできる案件数は減ってしまっていますが、お問い合わせいただく件数など、肌感ではほぼコロナ以前に戻りつつある印象です。
ただ、内容は変化してきていると感じています。ツールを使って作業するものが多くなり、機械の進化に感心するとともに、この一年で自分自身のスキルもアップしたように思います。
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というわけで、2023年。
わたしの周りでは毎年想像もつかないようなことが起こるので、今年はどんな年になるのか…楽しみながら健康第一でまた一年過ごしていきたいと思います。
まもなくフリーランス14年目に突入です。
産業翻訳に一層力を入れていきたいし、小説『スーパーノヴァ2』の方も地道に翻訳を続けていきます。
それでは、みなさまにとって幸せな一年となりますように。
【著】ディー・レスタリ
【監訳】福武慎太郎
【訳】西野恵子
発行:Sophia University Press 上智大学出版(2021)